「教育」という営みは、不思議です。悲惨なまでに混迷を深めているのに、だれもが、次の時代の希望を、「教育」に求めている。一体、教育という業が本来的に生み出す「希望」とは、何なのか。それが失望に終わらないために、今、われわれ大人に,何が問われているのか。山形県飯豊連峰の内ふところにある小さな全寮制キリスト教主義高校で起こっていること等をお話ししつつ、 「何が,人を "人間 "にするのか」「何が、人を "私" にするのか」、共々に考えたい。
(安積 力也)
2011年5月28日 (土) 13:30~17:30 フォーラム終了後〈講師を囲む談話会〉18:00~21:00
場 所:関西セミナーハウス
参加費: 2,000 円、学生 500 円
締切日:2011年5月25日
〈講師を囲む談話会〉
会費:2,500 円(夕食代、お茶代を含む)
<講師プロフィール>
安積 力也(AZUMI Rikiya) 氏
基督教独立学園高等学校校長
1944年、宇都宮生まれ。東京育ち。 国際基督教大学(ICU)大学院教育学修士課程修了。『聖書』の人間観に立つ人間教育の実践的探究を志して、キリスト教学校の現場教師となる。敬和学園高等学校教頭、日本聾話学校校長、恵泉女学園中学高等学校校長を経て、2008年より、基督教独立学園高等学校校長。
著書は「教育の力ー『教育基本法』改定下で、なおも貫きうるものー」(岩波ブックレットNo.715)、その他。