社会
2012年度修学院フォーラム「エネルギーを考える」
原子力発電の根本的問題と 我々の選択
 2011年3月11日の福島原発の事故は、15万人以上の人の生活の基盤を奪い、数知れない多くの人の命を今後長期に亘って脅かすことになりました。この事故は、私たちに原子力発電に依存し続けてよいのかという問いを突きつけています。この問いを真剣に受け止め、何を選択すべきかを根源的に考え合いたいと思います。この問題に関心のある方は、どなたでもご参加下さい。
講師:北澤 宏一 
(独立行政法人科学技術振興機構顧問・前理事長、 福島原発事故民間独立調査委員会委員長)
講師:栗林 輝夫 
(関西学院大学法学部教授)
【講演】
「科学・技術の視点から」   講師:北澤 宏一
「キリスト教倫理の視点から」講師:栗林 輝夫


【プログラム】
10月7日(日)  16:00 オリエンテーション
         16:30 北澤氏講演「科学・技術の視点から」
         18:00 夕食
         19:00 はなしあい
         21:00 自由懇談
10月8日(月)    7:30 朝食
           8:30 栗林氏講演「キリスト教倫理の視点から」
          10:00 コーヒーブレーク
         10:30 はなしあい
         12:00 昼食
         13:00 総合討論
          15:00 コーヒーブレーク
          15:30 まとめ
          16:00 終了



2012年10月 7日 (日) 〜 8日(月・祝) <7日16:00~8日16:00>
参加費:12,500 円、学生 10,000 円(宿泊3食込)
定 員:宿泊40名
締切日:10月3日
*ご宿泊の基本は相部屋(2~3名)です。シングルご希望の方は、追加料金(2000円)が必要です。 *お申込みには、メール、電話で必ず返信を致します。返信が無い場合は、不着の可能性がありますので、恐れ入りますが、お電話などで、再度ご連絡くださいますようお願い申し上げます。 *前日正午以降のキャンセル・ご変更には、キャンセル料をお願いすることがあります。
<講師プロフィール>
北澤 宏一 氏
独立行政法人科学技術振興機構顧問・前理事長、 福島原発事故民間独立調査委員会委員長
超伝導物質の研究で世界の第一人者、東京大学名誉教授 「科学」(岩波書店)2011年9月号に、「エネルギーの神話時代を超えて―卒原子力時代を迎える条件」を発表。独立行政法人科学技術振興機構(JST)初の大学出身 理事長として大学および研究機関の研究費支援の改革を推進。2011年9月理事長退任とともに福島原子力事故民間独立調査委員会委員長を務め、本年2月28日に報告書を公開。                                     
<講師プロフィール>
栗林 輝夫 氏
関西学院大学法学部教授
国際基督教大学、東京神学大学を経て、米国、欧州に学ぶ。 Ph.D.(ニューヨーク・ユニオン神学校)、留学中にスリーマイル島原発事故に遭遇、日本の反核使節団通訳として国連、アメリカ東部各地を訪問、ドイツでは、プロクドルフ原発前祈祷集会などの反核運動に参加。「原発とキリスト教:私たちはこう考える」(新教出版社、2011年)に「原発と神学」を発表。
  
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