誤解や偏見とともに語られがちなイスラーム。その寛容さや多様性について、私たちはどれくらい知っているでしょうか。今回のセミナーでは、これまでムスリムがヨーロッパ社会でどのようにくらしてきたか、混迷を極める中東やそこからあふれ出す難民の「今」をどのようにとらえたらいいのかを考えます。私たちがイスラーム世界に向き合うために、そして私たちの社会を見つめ直すために。
◎ セミナー当日のタイムテーブル
【1日目】 15:30 ~ 受 付
16:00 ~ セッション1:中東の今
・アクティビィティ
1.4つのコーナー
2.「中東」をめぐる地図
・内藤さんのお話 と話し合い
18:00 ~ 夕 食
19:00 ~ セッション2 :ヨーロッパの移民社会
・内藤さんのお話 と話し合い
21:00 ~ 交流会
【2日目】 8:00 ~ 朝 食
9:00 ~ セッション3 :イスラームと私たち
・アクティビィティ
1.フォトランゲージ:日本のムスリム
2.中東の歴史
3.私たちの社会を見つめなおす
・話し合い
12:00 終了予定
2016年12月10日 (土) 〜 11日(日) (土)16:00~(日)12:00
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:10,500円(1泊2食込) オプション別
締切日:12月4日(日)、または、定員に達し次第。締め切り日以降は、お問合せ下さい。
<講師プロフィール>
内藤 正典(ないとう まさのり) 氏
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。現代イスラーム地域研究、ヨーロッパにおける移民問題などを研究。近年のイスラームとテロの問題についても注視し、TV、新聞等でも幅広く中東情勢と移民問題について論じている。
著書に『欧州・トルコ思索紀行』人文書院(2016)、『イスラームとの講和-文明の共存をめざして』(共著)集英社新書(2016)、『トルコ 中東情勢のカギをにぎる国』集英社(2016)、『イスラーム世界の挫折と再生―「アラブの春」後を読み解く』明石書店(2014)、『イスラームから世界を見る 』ちくまプリマー新書(2012)、『イスラム―癒しの知恵』集英社新書(2011)、『イスラムの怒り』集英社新書(2009)、『激動のトルコ』明石書店(2008)など多数。