今や人々の必須アイテムとなったスマートフォン。しかし、その生産と消費のサイクルは、貧困と格差、環境破壊、人権侵害など多くの開発問題とつながっています。ここでは、鉱物資源の採掘から電子ゴミになるまでをたどるとともに、今後普及する電気自動車(EV)が世界に及ぼす影響について掘り下げます。
◎セミナー当日のタイムテーブル
【1日目】
15:30 ~ 受 付
16:00 ~ 【セッション1】 もっと知ろう!スマホのこと/鉱物を取り巻く問題①
・クイズやカードを使って知る、スマホの"中身"
・コンゴ民主共和国の事例から
18:00 ~ 夕 食
19:00 ~ 【セッション2】 鉱物を取り巻く問題②
・フィリピンの事例から
・電気自動車をめぐる世界の動き
21:00 ~ 交流会
【2日目】
8:00 ~ 朝 食
9:00 ~ 【セッション3】 今後の視点を持つために
・日本の事例から
・鉱物"リサイクル"と私たちにできること
・ふりかえり
12:00 終了予定
2018年12月 8日 (土) 〜 9日(日) (土)16:00~(日)12:00
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:10,500円(1泊2食込)
(京都市宿泊税200円別途)
定 員:30名
締切日:12月2日(日)、または、定員に達し次第。締め切り日以降は、お問合せ下さい。
*開発教育セミナーの趣旨より、宿泊は原則的に2~3名の相部屋となっておりますが、部屋割りについてご要望のある方はお問合せください。
*部分参加については事務局にお問合せ下さい。
*前日正午以降の取り消し、ご変更は、キャンセル料がかかることがあります。
<講師プロフィール>
田中 滋(たなか しげる) 氏
PARCアジア太平洋資料センター事務局長
「モノから見えるグローバリゼーション」をテーマに日本であふれるモノと世界のつなが
りを調査。2014年からはスマホ、電気自動車などの近代テクノロジーに使われる鉱物資源の産出現場で起きている環境破壊・人権侵害を裸足で取材。日本企業の管理責任を追及するための公開質問状を送付するなどのアドボカシー活動にも関わる。