写真提供 講談社(撮影 森 清)
※無断転載不可
2018年10月14日にシンガポールで行われた日露首脳会談以後、
北方領土交渉が急速に進展しています。日本政府は、従来の歯舞群島、
色丹島、国後島、エトロフ島の四島返還から、歯舞群島と色丹島を日本
に返還し、国後島と択捉島についてはロシアの主権下で日本に優遇措置
を求めるという大胆な方針転換をしました。その背景には、米国でトラ
ンプ政権が誕生した後の米朝関係の改善、米中関係の緊張など、東アジ
ア情勢の構造転換があります。キリスト教神学の視座をいかしながら、
現下の国際情勢を立体的に読み解き、キリスト教徒として平和を創りだ
すことの重要性について考えます。
◎スケジュール◎
13:30~15:00 講演・発題
15:00~15:30 コーヒーブレーク
15:30~17:30 質疑とはなしあい
2019年1月26日 (土) 13:30~17:30
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:3,000円 学生500円(コーヒー込)
締切日:2019年1月23日
<講師プロフィール>
佐藤 優(さとう まさる) 氏
作家・元外務省主任分析官・同志社大学神学部客員教授
1960年東京都生まれ。1979年同志社大学神学部入学、1985年同大学院神学研究科修了、1985年外務省入省、英国陸軍語学学校、モスクワ国立大学で研修した後、在ソ連(その後ロシア)日本大使館に勤務。2002年、鈴木宗男事件に連座して東京地検特捜部により、逮捕、起訴。2009年に最高裁で執行猶予付有罪判決確定。2013年執行猶予期間満了。
著書は、『国家の罠』(新潮文庫)、『国家論』(NHKブックス)、『宗教改革の物語』(角川書店)、訳書はフロマートカ『人間への途上にある福音』(新教出版社)など多数。