社会
2019年度修学院フォーラム「社会」  
第1回 〈平和を考える―1〉
ボンヘッファーの平和倫理

講師:山﨑 和明 
(四国学院大学名誉教授)
  ルター派の牧師・神学者ディートリヒ・ボンヘッファー(1906~1945)は、1930年代当時、ドイツではまれな <非暴力平和主義>者として、世界教会においてもドイツ国内においても活躍していた。K.バルトより早く、ドイツ「教会」闘争を開始していたボンヘッファーは、第二次世界大戦が勃発してから、1940年以降、国防軍防諜部嘱託となり、ヒトラー暗殺・クーデタ計画に参画する。愛敵思想を説教し実践していた彼が、いかにして<政治的実力抵抗>への道を決断したのか、彼の<抵抗の論理と倫理>を解明する。
       
 ◎予定スケジュール◎

          13301500     発題講演                  

               15001530     コーヒーブレーク 

           15:30~17:30   質疑とはなしあい

           

2019年4月20日 (土) 13:30~17:30
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:1,500円 学生1,000円
    (資料+コーヒー込)
締切日:4月17日
<講師プロフィール>
山﨑 和明(やまさき かずあき) 氏
四国学院大学名誉教授
 1953年大阪市生まれ。大阪市立大学法学部卒、同法学研究科博士 課程修了(法学修士)。2002年東北大学法学研究科(法学博士)。 1983年より四国学院大学専任講師、助教授、教授、大学院教授を経 て、定年退職(2018年)。その間、ミュンヘン大学(1976/77、 2008/09)、ボン大学(1982/83)、ハイデルベルク大学(1989/90) にて、E.ファイル教授、E.ベートゲ教授、K.D.ブラッハー教授、H.E. テート教授の下、ボンヘッファーおよびドイツ教会闘争を研究。日 本ボンヘッファー研究会前会長。
ボンヘッファー関連の訳・著書としては、E.&R.ベートゲ著・宮田光雄共訳『ディートリ ヒ・ボンヘッファー』、E.ファイル・日本ボンヘッファー研究会共訳『ボンヘッファーの神 学』、H.E.テート・宮田光雄、他共訳『ヒトラー政権の共犯者、犠牲者、反対者』、『D.ボ ンヘッファーの政治思想』など。
  
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