いま日本では将来に対する不安が叫ばれ、閉塞感が漂っているといわれます。
しかし、世界には10年先はおろか3日先の未来もわからないと語る人びとがたくさんいます。そうした「その日暮らし」の生き方は、必ずしも不安定で悲惨なものでもお気楽で不合理なものでもありません。最先端のシェアリング経済にもつながる中国でのタンザニア人による交易システムなどから、これからの社会を生きぬくヒントを考えてみましょう。
[セミナー当日のタイムテーブル
]
【1日目】
15:30 ~ 受 付
16:00 ~ 【第1セッション】 『東アフリカの今と零細商人』
・ミニワーク
・小川さんのお話
・グループトーク
18:00 ~ 夕 食
19:00 ~ 【第2セッション】 『もう一つの使い捨て文化とグローバリゼーション』
・ミニワーク
・小川さんのお話
・グループトーク
21:00 ~ 交流会
【2日目】
8:00 ~ 朝 食
9:00 ~ 【第3セッション】 『シェアリング経済と日本の未来』
・ミニワーク
・小川さんのお話
・グループワーク
・小川さんのまとめ
12:00 終了予定
2019年12月14日 (土) 〜 15日(日) (土)16:00~(日)12:00
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:10,500円(1泊2食込)
(京都市宿泊税200円別途)
定 員:30名
締切日:12月8日(日)、または、定員に達し次第。締め切り日以降は、お問合せ下さい。
*開発教育セミナーの趣旨より、宿泊は原則的に2~3名の相部屋となっておりますが、部屋割りについてご要望のある方はお問合せください。
*部分参加については事務局にお問合せ下さい。
*前日正午以降の取り消し、ご変更は、キャンセル料がかかることがあります。
<講師プロフィール>
⼩川 さやか(おがわ さやか) 氏
⽴命館⼤学⼤学院先端総合学術研究科
1978年愛知県⽣まれ。⽂化⼈類学・アフリカ研究。
⽇本学術振興会特別研究員・国⽴⺠族学博物館研究戦略センターを経て、⽴命館⼤学先端総合学術研究科
著書
『都市を⽣きぬくための狡知―タンザニアの零細商⼈マチンガの⺠族誌』
(世界思想社、2011年)で第33回サントリー学芸賞受賞、
『「その⽇暮らし」の⼈類学―もう⼀つの資本主義経済』(光⽂社新書、2016年)。