ロシアによるウクライナ侵攻で、多くの難民・避難民が生まれ、積極的な支援が始まりました。UNHCR の統計によれば、これまでに紛争や迫害により故郷を追われた人の数は、世界では8240万人にのぼります(2020)。その多くは近隣の開発途上国が受け入れ、長い難民キャンプでの生活を余儀なくされています。リベリア難民の生の声を通して、日々のくらしや支援の実情と、日本での難民の受け入れや自立支援の違いを知って、私たちにできることを考えましょう。
◎ タイムテーブル
【1日目】
15:30 ~ 受 付(検温結果、体調もお尋ねします)
16:00 ~ 【第1セッション】 「世界の難民の現状」
・ミニワーク
・小俣さんのお話
・はなしあい
18:00 ~ 夕 食・休 憩
19:00 ~ 【第2セッション】 「アフリカの難民キャンプで暮らす」
・ミニワーク
・小俣さんのお話
・はなしあい
21:00 1日目終了
【2日目】
8:00 ~ 朝 食
9:00 ~ 【第3セッション】 「『難民』と私たちの社会」
・ミニワーク
・小俣さんのお話
・質疑応答
・はなしあい
・まとめ
12:00 終了予定
2022年9月 3日 (土) 〜 4日(日) (土)16:00~(日)12:00
場 所:関西セミナーハウス
(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
参加費:11,000円(1泊2食込)
(京都市宿泊税200円別途)
定 員:20名
締切日:8月28日(日)、または、定員に達し次第。締め切り日以降は、お問合せ下さい。
*今回は、1室1名使用を基本とします。差額はかかりません。
*2日目昼食ご希望の方は申込時にご予約ください。(1,150円)
*部分参加については事務局にお問合せ下さい。
*前日正午以降の取り消し、ご変更は、キャンセル料がかかることがあります。
◇新型コロナウィルス感染の状況によっても、変更、中止する可能性があります。その場合は、当サイトなどでお知らせします。
<講師プロフィール>
小俣 直彦 (おまた なおひこ) 氏
オックスフォード大学国際開発学部
1970年生まれ。邦銀勤務を経て、2004年アメリカ、タフツ大学大学院修了。国連機関、NGOで実務家としてアフリカの開発・難民支援の現場に携わった後、研究者の道へ。2012年ロンドン大学博士課程修了。同年からオックスフォード大学国際開発学部難民研究センター勤務。現在は同大学准教授。主に東アフリカで難民の経済生活の調査にあたる。
主著『アフリカの難民キャンプで暮らす-ブジュブラムでのフィールドワーク401日』こぶな書店