2000年代に入ってから、日本においても性の多様性が広く認識され、さまざまな施策もかたちづくられてきました。2015年から東京都渋谷区・世田谷区を皮切りに、同性パートナーシップを認定する行政サービスも全国で広がっています。性的マイノリティの存在は可視化しつつあります。しかし、他方では、バックラッシュの流れも生み出され、ますます性的マイノリティの間の格差が大きくなっているのも現実です。
キリスト教の世界では性の多様性はどのようにとらえられてきたのでしょうか。性の"あたりまえ"を問うクィア神学の思想と実践をご紹介しつつ、性的マイノリティの相談業務に従事してきた立場から、日本社会と教会のあり方をご一緒に考えたいと思います。
◎スケジュール◎ 13:30~14:40 発題講演
14:40~14:50 休憩
14:50~15:50 質疑とはなしあい
【来館参加の方へ】
・ ご出発前に、検温をお願いします。(来館時にも検温できます。)
・ ご体調のすぐれない方は、参加をお控えください。
・ 開催中、マスクの着用をお願いします。
【ZOOMによるリモート参加の方へ】
・ メールまたは、Webサイト申込フォームからの申込みを受付後、ログインの案内を送信します。
・ 当日13:30までにログインしてください。
・ 参加費は、下記いずれかにお振込みください。
【郵便振替】 01020-1-5184(店番109 当座0005184)
加入者名 関西セミナーハウス活動センター
【京都銀行】 修学院支店 (コード 0158 店番145)
普通預金 3192884
名義 公益財団法人日本クリスチャン・アカデミー
関西セミナーハウス活動センター
所長代行 榎本 栄次
*お振込の証票をもって領収書に代えます。別途領収書が必要な方はお知らせください。
※ リモート映像の録画、録音は、ご遠慮ください。
2022年12月 3日 (土) 13:30 ~ 15:50
場 所:関西セミナーハウス、
または、リモート参加 (Zoom)
参加費:来館/リモート共通 1,500 円 学生 500 円
[リモートは振込で]
締切日:2022年11月30日(水)
新型コロナウイルス感染の状況によって、変更する可能性があります。
<講師プロフィール>
堀江 有里(ほりえ ゆり) 氏
信仰とセクシュアリティを考えるキリスト者の会(ECQA)代表
信仰とセクシュアリティを考えるキリスト者の会(ECQA)代表
同志社大学大学院神学研究科歴史神学専攻博士課程(前期)修了。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、日本基督教団牧師(京都教区巡回教師)、公益財団法人世界人権問題研究センター専任研究員。関西学院大学ほか非常勤講師。
専門領域は社会学、ジェンダー論、クィア神学。1994年より性的マイノリティの相談業務に従事。
主著『レズビアン・アイデンティティーズ』(洛北出版)、『「レズビアン」という生き方――キリスト教の異性愛主義を問う』(新教出版社)ほか。